みなさんこんにちは。
今回は実家の片付けなどで良く出るオーディオ関連です。
今や音楽をダウンロードして聴く時代。
CDですら今や売れない時代で、果たして古い音楽機器に需要はあるのでしょうか。
答えはあります!
例えば古い蓄音機や、真空管全盛期時代のアンプなど古い機材が未だに高い値段で取引されていたりするのは、ご存じの方も多いでしょう。
今回はCDやMD、レコードなどの電子媒体にフォーカスを当てていくらで売れるのかを紹介していきます。
一番古い再生機器「蓄音機」
蓄音機と聞いてそのフォルムがすぐにイメージできない人もいるのではないでしょうか。
この蓄音機は物によっては非常に高値で売れます。
コロンビア。ビクター辺りが良く見かけるメーカーです。
ホーン(ラッパのような)付の物は基本的に高価ですが、箱型のポータブルタイプの物でも数万円で取引されていたりと、古いだけあって侮れない存在です。
そんな蓄音機で使用されていたのがSPレコードです。針で回るレコードを引っかき音を出すという非常にアナログな再生方法で、現代となってはこのSPレコードも希少な存在となりつつあります。
1900以前から普及していたもので、当時の満州事変期の朝鮮や上海系関連のレコードは非常に高値で取引されています。
また、単品で売れないものはまとめて出品すればそこそこに金額になるはずです。
SPレコードの進化系「ヴァイナル(LPレコード)」
割れやすいSPレコードが改良され時代はLPレコードへと移行していきます。
戦後コロンビア社から発表されたのがこのLPでコードでした。
ここから長らく、1980年代くらいまでLPレコードの時代が続くわけですが、その分流通量も多くLPレコード自体の中古での市場価値はさほど高くはないです。
しかし、さらに細かく見ていくと、このLPレコードにも希少価値のある物、ない物がはっきりと分かれております。
あくまで総合リサイクルに携わる身としての価値の基準ですが、LPレコードはJAZZ、ハードコアロック、一部の邦楽は高く売れるという認識です。
また、それ以外にもジャンルごとにセットを組めれば高値を狙えるアイテムですので、捨ててしまってはもったいないです。
分からなければ専門店に売りに出すのも良いでしょう。
カセットテープの存在
レコードの時代が続く中、1960年代にカセットテープが登場します。
当時非常に画期的であったのが、「録音」できること。それも自宅で。
宅録とも言いますが、この宅録により自分でお気に入りの曲を組み合わせて一つのアルバムにしたり、ライブを録音したりと、カセットテープも一つの時代を築きます。
今回のブログ記事で一番言いたかったのがこのカセットテープです。
このテープ系の再生媒体には様々な物があります。
規格は違えどオープンリールであったり、ラジカセなんかも再生媒体ですよね。
確かにオープンリールやラジカセの古い物など、いまだに売れるものが存在します。
それは調べればわかること。
そして重要なのは、録音をするテープ。これが未使用品だと高値で売ることが可能です!
なぜなら、未使用の状態から録音が可能だから。
需要があるという事ですね。
片付けなんかの場面でカセットやオープンリールなどを見つけたらまずはシュリンク(封がされている状態)か、未使用か、はたまた中古品かを見てみましょう。
そして未使用品を見つけたらオークションやフリマアプリに出してみましょう!
流通量的にはオープンリールの方が少ないため、値段も高い傾向にあります。
以降の時代CD、MD、MP3からダウンロードへ
以降CDがは発表され今に至るまで再生音源の時代を牛耳っていましたが、度々MDやMP3などの新たな技術もはさみ今現在はサブスクやダウンロードで音楽が聴ける時代となりました。
MDも録音が可能な媒体かつ現在は生産されていない為、未使用の物は売れますが、普及年代が比較的新しいため相場は安めではあります。
まとめ
古い物は希少性が増してくるということ。当たり前ですね。
それに伴い、その古い物に対応する物(カセットやレコード盤)も希少性が増すということ。
そして当時あまり普及せず製造期間が短い、などの場合は希少性が上がり、現代での相場も高い傾向にあります。
レコードの天下が長かったこともあり、売れた作品はさらに再生産され流通量が上がるというスキームがあったため、誰もが知っている有名なものよりかは知る人ぞ知る的な物の方が高値で売れたりします。
また、未開封に近ければ近いほどそれは価値があります。
余談ですが、すでに需要の無いVHS(ビデオテープ)ですら、未開封だと売れてしまいます!
中古業界の常ですが、使っていて味わいがあって価値が上がるなんでことはそうそうありません。
当時時代を彩ったMD・CDウォークマンなんかもすでに需要がなさそうですが、未使用なら高額で売れます!
僕自身もまだまだ勉強の身ですが、詳しくなって賢くお片付けをしていきましょう!
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